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築38年の家を大幅に間取り変更
■札幌市手稲区・Ｓさん宅
■家族構成／夫婦50代、母 ■設計施工／設計施工／リファイン西野〈三王建設興産（株）〉 TEL：011-661-1567 E-mail：refine@sanoh-home.co.jp |
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間取りの工夫と水まわりの改善で快適性と利便性がぐ〜んと向上
お父さんが入院、お母さんも足腰が弱っていることから同居を決め、築38年のご実家をリフォームしたＳさんご夫妻。基礎はそのまま生かし、お母さんが部屋にひきこもってしまわないよう間取りを工夫。西側に出窓やバルコニーを設けて陽射しを取り込めるようにするなど、見違えるほど明るく広々とした家に生まれ変わりました。
「主人があれこれ注文をつけたのですが、うまく取り入れて設計していただきました。リフォームにあたっての公的な手続きや、金融機関への諸手続きまで相談に乗っていただき、本当に感謝感謝です」（奥さん談）
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ＰＯＩＮＴ１：構造・間取り
土台や柱を取り替え、腐食を改善。居間は広くて明るい空間に
築年数を経ていることもあり、腐食が進んでいた土台や柱などを取り替えました。また、かつては店舗として利用していたことから使い勝手の悪かった間取りを、大幅に変更。居間と洋室があった１階部分は、お母さんが終日過ごすことを考え、広々とした１４.５畳の居間とし、台所、トイレ、浴室の位置も見直しました。居間の南側に大きな出窓を設けた結果、陽射しがたっぷり入り、冬でも暖房の目盛りが最小でも十分とのこと。自然光の射し込む暖かい家が実現しました。 |
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一部の土台や柱が腐食していた。 |
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平面的な家にしたくないとの希望で、アールの出窓を設けた外観。 |
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壁側のソファがお母さんのお気に入り。休日には中央の応接セットで家族3人が団らんのひとときを過ごす。 |
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ＰＯＩＮＴ２：水まわり
活動時間の違いを考慮して出入り口を２ヵ所に設置
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居間で休むお母さんを気づかい、ユーティリティや浴室へはホールからも直接出入りできるように１ヵ所に集約しました。５.２畳の正方形に近い台所には、Ｌ字型の対面式キッチンを設置。普段の食事は広めにつくったカウンターで十分間に合います。浴室は清潔感あふれる白いユニットバスに変更。段差もなく、足を伸ばしてのんびり入浴が楽しめます。
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after
浴室・ユーティリティへは居間を通らずにホールからも出入りできる。浴室・洗面台は松下電工のもの。
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after
広めの洗面台と大きな鏡で使い勝手を優先。
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after
適度に目隠しされたキッチンは主婦にとって何かと好都合。右手には収納スペースもたっぷり。
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ＰＯＩＮＴ３：２階スペース
たっぷりの収納で夫婦のプライベート空間をゆったり確保
6畳の和室が2部屋あった2階は夫婦のプライベートスペースとして、7畳の寝室と6畳の和室に変更。窓をたくさん設けた明るい寝室からは、バルコニーにも出ることができます。壁一面をクローゼットにすることで収納家具を減らすことができ、ゆったりとした空間になりました。
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南側のバルコニーから暖かい陽射しが入る寝室。
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■リフォーム面積／85.05m2
■増築面積／2.43m2 ■工事期間／約2ヵ月 ■工事費用／約1,400万円 |
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前回ご紹介の家はこちらです |
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