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リフォーム事例:暮らし上手さん
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暮らし上手

玄関
将来を考え、車椅子での生活にも対応できるよう玄関の上がり口にスロープを設置。

築20年マンションの4LDKを
2LDK+納戸に大改造

夫婦2人のための
老後を見すえた快適空間

■宮城県仙台市・Kさん宅
■家族構成/夫婦60代
■設計施工/(株)ファミリ工房 東北
 TEL:022-771-7570
 HP:http://www.famirecoubou.ecnet.jp/
 E-mail:sendai@famirecoubou.ecnet.jp


 20年前にご主人の仙台転勤で、新築マンションに入居。以来、畳替えもしないままだったというKさん。「だいぶ古くなって汚れも目立つし、娘が結婚して夫婦2人だけになったので、老後をより快適に過ごせるようにリフォームを」と決めました。
 まず、部屋数は多いけれど個室が小さく使いづらいという点を解消するため、間取りを全面的に変更。夫婦がゆったりくつろげるよう部屋数を減らし、1室を広々と使えるようにしました。内装は古民家のような温かさを出したいと、タモマサの腰壁を多用して木質感をふんだんに。腰壁の内部に下地を入れているので、あとで手すりを取り付けることもできます。フローリングは遮音性に優れ、足腰の負担のかからない柔らかな素材。ドアは布団収納用の納戸を除き、すべて引き戸に替えました。
 「ファミリ工房のリフォーム教室に参加したのが縁で、あっという間に広くてすっきりした空間に早変わり。おかげさまで毎日とても気分よく過ごしています」。ご夫妻の第2の新生活のスタートです。




▽before
旧LDK
リフォームポイント1「LDK空間」

 リビング横にあった洋室を統合して、広々とした空間に。さらに、独立したキッチンと新たに設けた納戸で、間取り的にも見た目にもすっきりとなりました。
 キッチンカウンターは廊下側に向け、帰宅したご主人の顔がすぐに見える配置です。

左:リフォーム前のLDK。台所は居間向きに配置されていた。
▼after
新LDK 無骨な梁や排気管などを隠した上で、天井に化粧を施し、アールのデザインを取り入れて柔らかい印象に。

キッチンカウンタ キッチンカウンターの廊下側は、杉の一枚板をアクセントにした手づくりの棚に。
キッチン キッチンにはIHクッキングヒーターを採用。



▽before
旧和室
リフォームポイント2「寝室」

 6畳と4畳半の2間続きだった和室を、フローリングの大きなワンルームに変更。
 ベッドとベッドの間に設けた造作棚がほど良い仕切りとなって、ご夫妻それぞれの個室的な雰囲気も味わえます。

左:リフォーム前の和室。2間続きで使いにくくなっていた。
▼after
寝室 ベッドとベッドの間の仕切りとなる棚は、両側から使えるようになっている。



トイレ トイレは従来の1.5倍の広さ。ドアも引き戸にして開けやすく。 トイレ脇 トイレ脇のデッドスペースも、手づくりの飾り棚を設けて有効利用。

▽before
旧廊下
▼after
新廊下
上:リフォーム前の廊下。

右:リビングから玄関方向を見る。廊下正面の大きな鏡で、より奥行きを感じさせる視覚効果も。



間取り図ビフォー



間取り図アフター


■リフォーム面積/87.66m2
■工事期間/約1.5ヵ月
■工事費用/約1,000万円



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