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リフォーム事例:暮らし上手さん

暮らし上手さん
玄関
玄関の様子。

宮城県北部地震でお母さんの家が半壊

母との同居のため増築。インテリアも一新

■矢本町・Tさん宅
■家族構成/本人50代、母70代
■設計施工/(株)ファミリ工房
 TEL:0120-146-155
 HP:http://famireko-bo.com/
 E-mail:webmaster@famireko-bo.com

 取材にうかがった際にも、ドンと突き上げるような地震が感じられた矢本町のTさん宅。宮城県北部地震の折はちょうど出勤時で、大揺れを感じた直後に、家という家の瓦が飛んできたそうです。
 この地震で隣接するお母さんの家が壊れたため、Tさんの家を増築して同居することにしました。幸いにしてTさんの家は築15年ほどで、基礎もしっかりしていました。しかし、実は新築当時から工事ミスが相次いで、建築業者に対してあまりいい感情を抱いていなかったそうです。ところが紹介を受け、ファミリ工房に相談したところ、担当の藤木さんがとても親身に相談にのってくれ、信頼感が生まれ、リフォームをお願いすることにしたといいます。
 今回の工事では、暮らしをデザインするリフォームが行われました。そうしてファミリ工房と一緒に完成させた住まいは、今まで不満に感じていたことがすっかり解消され、親子が健やかに快適に暮らせる家。お母さんの居室には旧宅の見事な建具も再利用され、愛着を継ぐことができました。
 地震被害に見舞われながらも、満足できる空間を得て、喜びに包まれているTさんのお宅でした。

POINT1:LDK
以前のLDKには空間に食い込むように和室がありましたが、これを無くし、さらに増築してダイニングを広げました。リビングの天井には、デザイン的に変化をつけています。

リビング
リビング。出入り可能なサンデッキを新設。



ダイニング
リビングからダイニング方向を見る。

サンデッキ
お母さんの居室縁側から、リビング方向に見返したところ。サンデッキを介して開放的な暮らしが演出されています。


リビング見返し
リビングの見返し。家具などはお母さんの旧宅にあったいいものを使い続けている。


POINT2:お母さんの居室
奥に増築したお母さんの居室は2間続きで広縁付き。リビングからはサンデッキを介しても行き来できます。
お母さん居室
2間続きのお母さんの居室。

建具
お母さんの居室には、旧宅の見事な建具を使用している。

Tさん宅の工事風景
基礎工事
増築部分の基礎工事の様子。

増築工事
増築工事中の様子。家のためには基礎をしっかりつくるのが大切。

断熱材
以前の和室だった所の段差を解消し、床にも断熱材を施工。

リフォーム後図面 リフォーム前図面


■リフォーム面積/21.41m2
■工事期間/約2ヵ月
■工事費用/約685万円


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