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玄関の様子。
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宮城県北部地震でお母さんの家が半壊
母との同居のため増築。インテリアも一新
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取材にうかがった際にも、ドンと突き上げるような地震が感じられた矢本町のTさん宅。宮城県北部地震の折はちょうど出勤時で、大揺れを感じた直後に、家という家の瓦が飛んできたそうです。 この地震で隣接するお母さんの家が壊れたため、Tさんの家を増築して同居することにしました。幸いにしてTさんの家は築15年ほどで、基礎もしっかりしていました。しかし、実は新築当時から工事ミスが相次いで、建築業者に対してあまりいい感情を抱いていなかったそうです。ところが紹介を受け、ファミリ工房に相談したところ、担当の藤木さんがとても親身に相談にのってくれ、信頼感が生まれ、リフォームをお願いすることにしたといいます。 今回の工事では、暮らしをデザインするリフォームが行われました。そうしてファミリ工房と一緒に完成させた住まいは、今まで不満に感じていたことがすっかり解消され、親子が健やかに快適に暮らせる家。お母さんの居室には旧宅の見事な建具も再利用され、愛着を継ぐことができました。 地震被害に見舞われながらも、満足できる空間を得て、喜びに包まれているTさんのお宅でした。 |
POINT1:LDK
以前のLDKには空間に食い込むように和室がありましたが、これを無くし、さらに増築してダイニングを広げました。リビングの天井には、デザイン的に変化をつけています。 |
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リビング。出入り可能なサンデッキを新設。 |
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リビングからダイニング方向を見る。 |
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お母さんの居室縁側から、リビング方向に見返したところ。サンデッキを介して開放的な暮らしが演出されています。 |
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リビングの見返し。家具などはお母さんの旧宅にあったいいものを使い続けている。 |
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POINT2:お母さんの居室
奥に増築したお母さんの居室は2間続きで広縁付き。リビングからはサンデッキを介しても行き来できます。
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2間続きのお母さんの居室。 |
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お母さんの居室には、旧宅の見事な建具を使用している。 |
Tさん宅の工事風景
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増築部分の基礎工事の様子。 |
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増築工事中の様子。家のためには基礎をしっかりつくるのが大切。 |
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以前の和室だった所の段差を解消し、床にも断熱材を施工。 |
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■リフォーム面積/21.41m2
■工事期間/約2ヵ月 ■工事費用/約685万円 |
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前回ご紹介の家はこちらです |
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