使い勝手バツグン。キッチンと和室を大胆改装
イキイキ奥さんと一緒に
自由空間を創造
■仙台市泉区・Jさん宅
■家族構成/夫婦40代、子ども2人、母 ■設計施工/(株)ファミリ工房 TEL:0120-146-155 HP:http://famireko-bo.com/ E-mail:webmaster@famireko-bo.com |
子どもたちはもちろん、ご主人にも書斎があるという家が増えています。一方で、奥さんのためだけの部屋というのは案外少ないよう。娘さん2人は2階に個室を持ち、奥さんのお母さんも独立した空間を持っている、しかもご主人も書斎があるのに、なぜか奥さんの部屋はなかったというJさん宅。自分だけの空間を希望され、きめ細かなアイデアいっぱいのファミリ工房に依頼した今回のフォームは、奥さんの暮らしぶりを一変させるものでした。 キッチンはダイニング兼用だが手狭で、結局、リビングで食事。またリビングとの中間に使わない和室があってかえってジャマ、というのが既存の間取り。改造プランでは、これらの空間を用途変更し、従来のキッチンを奥さんの部屋に、和室の位置に新たにキッチンをつくって使い勝手抜群の対面式にしました。リフォーム後、奥さんはIT系の職場の求人に応募。熱意が実って採用され、生き生きとした毎日をはじめられています。これからの女性の生き方・暮らし方に、ひとつの方向を指し示しているようなリフォームだと感じました。 |
POINT1:奥さんの部屋
やや高い段差がある部屋だったため、バリアフリーを考え、基礎から床をやり直し。間仕切る必要があったのをチャンスととらえ、家全体の耐震性能もアップさせるよう、頑丈な壁を設けました。できる限り部屋を広く取るために、収納スペースには特注のスライド式ハンガーの採用。また、「これは便利!」という3枚式の薄手の特注引き戸にするなど、きめ細かい工夫がいっぱいです。
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リフォーム前のキッチン。リフォーム後は、ここが奥さんの部屋に。 |
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.奥さんの自由空間。右手が収納部分で3枚引き戸。 |
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物の出し入れがしやすい3枚引き戸(特注)。 |
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after
3枚引き戸の開閉の様子と使い勝手の詳細。 |
スライド式ハンガーを引き出したところ。引き戸の上部レールも3枚用に工夫して特注造作。 |
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POINT2:キッチン
最新のシステムキッチンに、独自の工夫をプラスアルファ。幅10センチの収納ワゴンや、通路との寸法をギリギリまでせめぎ合って計算した引き出しカウンターのある特注食器棚など、まさに家事労働をラクにするアイデア満載!です。
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リフォーム前の使われていなかった和室。ここをキッチンに改造。
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ダイニング・キッチン。時間も節約できるように対面式を採用。
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キッチン。 |
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左はオリジナル製作による10センチ幅の収納ワゴン。スペースの活用にひと役買っている。 |
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after
シンク上には電動式の収納、手前には包丁などの収納。これは便利で使いやすそう。
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after
キッチン横の収納棚。ガラスの代わりに、軽くて丈夫なポリカーボネイトを使った特注品。 |
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■工事費用/約500万円
■リフォーム面積/22.17m2 ■工事期間/約3ヵ月 |
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前回ご紹介の家はこちらです |
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