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STEP6 工事にはどんな種類がある? 見積書から見える工事内容


工事に入る前に施工会社から出される見積書からは、1棟の家が完成するまでに、さまざまな工事があることが見えてきます。それぞれどんな工事内容なのかを、見積書の見方とともに解説しましょう。


見積書は、どう見れば良い?


書式は会社によって違う

 見積書は、工事の費用とその内訳を記したもので、施工会社から提出されます。しかしその書式は会社によって異なり、項目ごとに含まれる費用の範囲も微妙に違います。見積もりを検討する際は、どんな工事費用が含まれているのか、あるいは抜けているものがないかを充分確認しましょう。内容と費用を理解した上で工事請負契約を結ぶことが、トラブル防止のためにも大切です。


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家づくり費用の内訳

●本体工事費
 家そのもの(=本体)をつくるのに必要な費用をいいます。基礎、土台から構造体、内外装、設備機器など建物本体に関わる工賃と資材費の合計で、おおむね総費用の70~80%程度を占めますが、この本体工事だけでは、人が住める状態にはなりません。

●付帯工事費(別途工事費)
 水道や電気の引き込みやガスの配管、造園、外構、冷暖房などの工事費がこれにあたります。工事前には地盤調査費、軟弱地盤の場合の地盤改良費、建て替えの場合には解体工事費などが発生する場合もあります。

●諸費用
 建築以外に関する費用のことで、確認申請手数料、ローン手数料、契約や登記にかかる税金、火災保険などを総括して諸費用といいます。地鎮祭や上棟式を行う場合には、その費用もここに含まれます。


CHECK POINT

ここに挙げたほかにもさまざまな費用がかかり、さらにどの費用を何費として計上するかは施工会社によって異なる場合があります。諸費用は意外と大きな額になるので、トータルでいくらになるかしっかり把握しておきましょう。

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家づくり安心知識は、Replan北海道 vol.80Replan東北 vol.20に「家づくりスターターズBOOK」として付録されております。

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