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STEP1 資金計画をたてよう
家づくりの準備で、最も重要なのが資金計画。マイホームの実現には、何にいくらかかるのか。いつまでにいくら準備すればいいのか。賢く貯めて上手に借りるために、できるだけ早いうちからしっかり計画を立てましょう。
資金はどうつくる?【2】
住宅ローンは先々も考えた組み方を
マイホームを持つとき、ほとんどの人が住宅ローンを借りることになります。無理なく返済できるよう、将来も見すえた資金計画を立てましょう。
〈家族の変化も考慮〉
共働きだから家が持てるという場合は、出産などで一方が退職しても問題なく返済できるか考えておく必要があります。また、子どもの教育資金や老後の資金など、いずれかかってくる資金に何があるか、どのくらいの額が必要かもきちんと計画に入れておきましょう。
〈金利の影響を受ける長期返済〉
変動金利や短期固定型のローンでの長期返済には、金利上昇のリスクがあるので慎重に。将来のリフォーム工事の可能性も考え、住宅ローンは早めに完済できるよう計画しましょう。
住宅ローンの種類と特徴
●固定金利型
固定金利型には、返済期間中の金利が同一の全期間固定金利型と、当初10年間と11年目以降で金利が変わる段階金利型があります。代表的なものは、収入があればほとんどの人が利用できる「フラット35」。住宅金融支援機構と民間金融機関が提携している住宅ローンの愛称で、融資額は100万円以上8000万円以下、建設費または購入価額の9割以内が限度額です。
●変動金利型
変動金利型には、金利を半年ごと・返済額を5年ごとに見直すものや、金利と返済額を5年ごとに見直す財形住宅融資があります。
また主に民間金融機関で扱う、固定金利の期間を一定期間だけにした、固定金利期間選択型(固定金利特約型ともいう)も。ただし、期間経過後に金利と返済額の見直しを行う仕組みなので、金利上昇のリスクもあります。
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家づくり安心知識は、Replan北海道 vol.80・Replan東北 vol.20に「家づくりスターターズBOOK」として付録されております。
※もっと詳しく資金計画について知りたい方は、Replan北海道本誌の「マイホーム知っ得マネープラン」をご覧ください。