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リフォーム事例:暮らし上手さん
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身体の状況に合ったリフォームで快適に

古い日本家屋が
モダンで機能的な空間に変身

■宮城県仙台市 Eさん宅 家族構成/夫婦、子ども1人、両親、祖父母
■設計施工/リアル・スタイル仙台
TEL 022-711-6260
HP:http://www.real-style.jp/sendai/

今回の事例は、リプラン東北 Vol.36に掲載しております。
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建具の開閉から照明の操作まで、車いすの生活に配慮した設計

 進行性筋萎縮症という難病を患った20代女性のためのリフォーム事例です。結婚・出産を控えてご主人の実家に同居することになった際、「車いすでも生活しやすいようにリフォームしたい。でも、いかにも福祉施設のような空間ではなく、お洒落でモダンなテイストに」という強い希望からリアル・スタイル仙台に依頼しました。ご実家は築40年以上の古い日本家屋で、床のバリアフリー化と車いすの動線確保は必須。さらに、車いすでも移動しやすいスペースの確保や筋力が弱くても操作できる設備など、彼女の身体の状況に合わせたリフォームプランが大前提となりました。
 玄関横には電動リフトを設置し、ウッドデッキ側の専用玄関から出入りできるよう設計。2間続きの和室だった部屋は、間取りを変更して広々としたベッドルーム&リビングとしました。間仕切りの建具やクローゼットの扉は基本的に開き戸や折り戸を使わず、軽い力で開き自動的に閉まる引き戸が採用されています。また、照明(全てLED)はセンサーとリモコンにし、開口部のスクリーン開閉などもできる限り楽な力で操作できるよう配慮。「自分の身体が動くうちは洗濯や子どもの世話も自分でやりたい」という要望を汲んで、水まわりの使い勝手にも気を配りました。
 ウォールナットを基調とした美しい室内は、一見しただけでは介護やバリアフリー目的の空間とは思えません。今回のリフォームは古い日本家屋の段差や暗さを解消しただけではなく、デザイン的な美しさや住まい手にとっての機能性を併せ持つ住まいを実現しています。


少しでも楽に、快適に暮らしてもらうために。

健常な方には何でもないほんの数センチの高さの違いや、建具の開閉の重さ、コンセントの位置などが快適さを損なってしまう。身体の不自由な方が住宅に求める切実さは私たちの想像を遥かに超えるもので、初めて気づかされることばかりでした。ご本人の人生と真摯に向き合い、今後考えられることを可能な限り想定したリフォームです。おかげさまで大変満足していただきました。これからの毎日を、少しでも快適に暮らしていただければ幸いです。
(リアル・スタイル仙台 後藤寿之取締役支店長談)


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※画像をクリックすると図面が表示されます。


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■宮城県仙台市 Eさん宅 家族構成/夫婦、子ども1人、両親、祖父母
■設計施工/リアル・スタイル仙台
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HP:http://www.real-style.jp/sendai/


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