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リフォーム事例:暮らし上手さん
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築160年の古民家に新たな魅力を加えて再生

家族が共に暮らすための
広さと暖かさを実現した家

岩手県奥州市・Oさん宅
家族構成/祖母、親夫婦、子ども2人
設計施工/千田工業(株)
TEL:0197-63-3207
HP:http://www.chidatec.com/
E-mail:sumai@chidatec.com

 Oさん宅は先祖代々、何度も修復を重ねながら住み継いできた築160年の民家。昔ながらの間取りで個室の確保が難しかったため、以前はご本人と弟さんは離れに寝泊まりしていました。また、冬の寒さや老朽化もあり、一緒に住むことは難しいと考えたご両親は、当初新築することをすすめたそう。しかしOさんは「民家の良さと家族の思い出を残したい。リフォームで家族全員で暮らせるようにしよう」と決意。インターネットで古民家再生を手がける会社を探し、千田工業と出会ったのです。
 既存の建物に使われている柱や梁は、極太でどっしりとした松や杉。その古民家らしい構造体は基本的にそのまま使い、柱の一部補強と耐震補強を行ったほか、基礎部分を新たに打設し直しました。さらに元々の建物は平屋建てだったため、屋根の形状を一部変更して2階を新設。1階の柱の形状に合わせて設計を考え、2階部分にOさんと弟さんの個室を増設した点が、最大のポイントとなっています。
 今回のリフォームでは建物の約半分を既存のまま残していますが、改築部分とあわせて建物全体の断熱改修を実施。その結果、60坪を超える広さと天井高約6メートルの大きな吹き抜けを持つ住まいながら、どの部屋も平均室温20℃という快適な居住空間を実現しています。

主なリフォームポイント
  古民家再生……築160年(登記上)の古民家に現代風アレンジを加えて再生。柱や梁組みを生かし、新材部分は古材と色調を合わせるなど工夫。
  2階増築……平屋だった従来の建物に、新たに階段を取り付けて2階を増設。合掌造りの屋根形状も変更したため外観も表情が変わりました。
 断熱改修……基礎・壁・天井・屋根などを断熱改修。基礎の一部と壁、天井はウレタン系断熱材を用いて外張断熱にしました。暖房方式には床下放熱、パネルヒーターを採用しています。

Photo Data

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岩手県奥州市・Oさん宅
家族構成/祖母、親夫婦、子ども2人
設計施工/千田工業(株)
TEL:0197-63-3207
HP:http://www.chidatec.com/
E-mail:sumai@chidatec.com


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