住宅雑誌Replan(リプラン)北海道・東北の新築事例紹介｜イチ押し住宅170　設計・施工／(株)キクザワ

地元工務店を特集した「アース21」をきっかけに

欧風アンティーク・テイストは、
手仕事が得意なビルダーだから叶った

■北広島市・Ｏさん宅／夫婦30代
■設計・施工／(株)キクザワ
HP：http://www.kikuzawa.co.jp/
TEL：0123-32-2440

今回の事例は、リプラン北海道 Vol.92に掲載しております。
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　以前、旅行で出かけたイタリアのフィレンツェの印象が強く、またフレンチアンティークも好みのテイストということから、家づくりにあたってはヨーロッパの長い歴史に培われた味わい深いデザインや、素材感を取り入れたいと考えたOさんご夫妻。とはいうものの、そうした意匠的な部分だけでなく、「家はやっぱり性能が一番！」と本質にもしっかりと着目。そんなとき手にしたのが、リプランが編集・制作に携わった「アース21」の特集号でした。
　誌面で紹介されていた地域に根ざし暖かく快適な家づくりをポリシーに掲げるビルダーたちと、施主のこだわりが反映された家々に、正直どこに相談しようかと悩みましたが、その中でピンときたのが、木を効果的に使いナチュラルな雰囲気のキクザワだったそうです。
　欧風のテイストが好みで、キャンプや渓流釣りなどアウトドアも楽しむという活動的なご夫妻。家づくりにも積極的で、奥さんは「検索に次ぐ検索でした（笑）」と、ドアノブ、照明、タイルなど使いたいものを徹底的にインターネットでチェックし入手したそう。「これを付けたいんですけど」との希望に担当者や現場も快く応じてくれました。さらに、いくらインターネットを駆使しても手に入らないものは造作できないか相談。「イメージどおりの出来映えでした」と、改めて自社大工の高い技術力には驚いたそうです。
　吹き抜けのあるリビングに薪ストーブを設置し好みのアイテムをちりばめた空間は、まさにヨーロッパを思わせるアンティークな仕上がりに。こうして思いが叶ったのも手仕事を得意とするキクザワとの出会いがあったからと感じているそうです。　