新住協会員/case.05│ 建築仲間が太鼓判を押す安心感が決め手
旭川市・Yさん宅 家族構成/夫婦30代、子ども1人
設計・施工/シンハマホーム (有)新濱建設
ご実家が建築の仕事をしている関係で、旭川でいい家づくりをするビルダーの情報はしっかりと押さえていたYさん。数ある施工店の中で白羽の矢が立ったのは、シンハマホームでした。理由はその施工実績が業者仲間でもとても高かったことです。「大工さんの技量もさることながら、進化する住宅性能の勉強会にも積極的に参加し、取り入れる姿勢に安心できると思いました」。
娘さんが小さいことから環境問題には少なからず関心があり、300ミリ断熱で、太陽光発電のゼロエネ住宅が予算内で可能であるという提案も魅力。「旭川はとても寒いので、冬のランニングコストを減らしていけるのなら、それに越したことはない」と考えたと言います。
まだまだ子育てに忙しい時期ですが、玄関からユーティリティ、キッチンといった水まわりへのスムーズな動線が「使いやすいですよ」と奥さん。リビングには調湿効果が期待できるデザインタイルをTV背面に採用し、空間のアクセントに。TV台やパソコン台などは雰囲気や広さに合わせて造作しました。こうしたお客さんの要望に快く応じることも、シンハマホームのスタンス。背伸びすることなく、それぞれのご家族の歩調に合わせた納得のいく家づくりを目指しています。
家の中が暖かいので、「外はこんなに寒かったの?」と、外出時にびっくりしたことも多々あったとか。気象条件に左右されづらい高断熱・高気密の家の実力を、その度に感じているそうです。
ローコストであっても、ゼロエネ住宅は十分可能。施工費・坪単価65万円
特別なモノは使いません。その特別なモノが非常に高価であったり使いづらいようでは、いくら「地球に優しい省エネ住宅だ」なんて言っても、一般の住む人にとって優しくなければ本末転倒。ゼロエネ住宅のロードマップはすでに提示されており、将来的にはゼロエネではない住宅の資産価値が問われてくると思います。建築の仕事に携わる人間はそれを知っているはずですが、デザインや価格優先で、そちらに目を向けない業者がいることも事実です。残念なことです。
ゼロエネ住宅は高い? いいえ、ローコストでもできます。現に当社がそうです。これから家づくりを考えている方は、経済産業省のゼロエネのウェブサイトも覗いてみるといいのかもしれませんね。将来、日本の新築住宅のスタンダードになるとも言ってますから。
■建築データ
□構造規模 木造(新在来木造構法)・2階建て
□延床面積 118.83㎡(約36坪)
□主な外部仕上げ 屋根/長尺カラートタン、外壁/ゼオンサイディング、建具/玄関ドア:断熱ドア、窓:樹脂サッシ(トリプルガラス)
□主な内部仕上げ 床/フロア合板、壁・天井/クロス
□断熱仕様(充填断熱+付加断熱) 基礎/ビーズ法ポリスチレンフォーム(特号)150㎜、壁/高性能グラスウール16kg315㎜、屋根/高性能グラスウール16kg420㎜
□暖房方式 空気熱ヒートポンプ
■工事期間
平成25年9月〜12月(約4ヵ月)
旭川市・Yさん宅
家族構成/夫婦30代、子ども1人
シンハマホーム (有)新濱建設
TEL 0166-75-3134
旭川市西神楽北1条4丁目234-42
http://shinhama-asahikawa.com