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旭川特集:新築事例 (株)芦野組

新住協会員/case.02│ 地域に根ざした、地元の工務店に安心感

自然豊かな北海道で
実りの人生がスタート

秩父別町・Nさん宅 家族構成/夫婦60代
設計・施工/(株)芦野組

 関東圏ご出身のNさんご夫妻。福島県で約30年近く暮らし、「第3の人生は、憧れの北海道へ」と移住を決意。縁あって秩父別に落ち着くことになり、家づくりは地元の気候風土をよく知っている、地域の工務店でと決めていました。
 インターネットのホームページや評価を参考に、約20社から芦野組に絞り込んだ理由のひとつは、メールなどの対応がとても丁寧で温かみを感じたからだったそう。
 のどかな田園風景、水平線に落ちていく落日の様子を楽しみたいと、2階リビングを必須条件に、1階にはご夫妻それぞれの趣味の空間を設けました。ご主人はそば打ちに凝っており、年末には100人前を打つほどの腕前。奥さんはステンドグラスを楽しんでいます。
 コーヒーを飲んだり、ロッキングチェアを置いてのんびりしたり、ご主人が油絵を描いたりできるよう土間を広く取ったプランも特徴的で、ここに癒しのアイテムとして薪ストーブを置きました。
 自然に恵まれた北海道のイメージから木を多用。外観の縦や横にと、単調にせず遊び心のある道南スギの軽快な張り方もご夫妻のお気に入りで、陽の当たり方によって陰影の具合が変化し、さまざまな表情を見せてくれると言います。
 「先日、白鳥がV字になって飛んでいきましたよ」と、自然が織り成す風景を眺めながらの新生活に夢を膨らませていました。

代表取締役社長 芦野 和範

自分の存在価値は、いい家を建てることなんです
 断熱・気密に優れた高性能住宅であることが、寒冷地、旭川でのいい家づくりの基本。このシンプルな考え方を貫き、ブレることなく、一軒一軒お客様のライフスタイルを尊重し、会話を重ねながら一緒につくらせていただいています。
 もちろんクリアしなければならない数値はありますが、ハード面だけに目を向けるのではなく、空間の居心地のよさ、奥さんの家事のしやすさ、お子さんが楽しくのびのび成長していけるような住環境など、総合的なバランスを考えて立案。現場が始まってからも、「こうしたら、もっと暮らしやすくなる」という気づきがあれば、柔軟に対応していきます。
 家は一生の財産ですからね。建築を生業とする者として、これからもずっと「芦野組と出会って、本当によかった」と思っていただける仕事をしていかないと存在価値はない。常に兜の緒を締めるような気持ちでいたいと考えています。

■建築データ
□構造規模 木造(新在来木造構法)・2階建て
□延床面積 132.48㎡(約40坪)
□主な外部仕上げ 屋根/アスファルトシングル、外壁/道南スギ、建具/玄関ドア:木製断熱ドア、窓:樹脂サッシ
□主な内部仕上げ 床/ナラフローリング、壁/珪藻土入塗壁、天井/ラーチ合板
□断熱仕様(充填断熱+付加断熱) 基礎/ビーズ法ポリスチレンフォーム165㎜、壁/高性能グラスウール16kg105㎜+200㎜、屋根/ロックウール吹込380㎜
□暖房方式 電気によるセントラルヒーティング
■工事期間
平成26年5月〜9月(約5ヵ月)

秩父別町・Nさん宅
家族構成/夫婦60代

設計・施工/(株)芦野組
TEL 0166-65-7087
旭川市旭神町28-106
http://ashino.bz/

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