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旭川特集:新築事例(株)北海道ハウジング

case.04│やさしい素材感が心に届き、大雪の景観が生活を彩る

昭和の懐かしさ漂う、
土間と薪ストーブのある空間

東川町・Kさん宅 家族構成/夫婦30代、20代、子ども2人
設計・施工/(株)北海道ハウジング

 晴れた日は、室内から旭岳をはじめ大雪の山並みが見える立地条件にあることから、山々の雄大な風景を取り込んでいくことを希望したKさん。目線が高くなる2階はもちろんのこと、1階にあるキッチンもレイアウトの優先順位にこだわったことで、奥さんは山を眺めながら家事をすることができます。
 親戚の家で炎のある暮らしを体感した記憶から、「あの癒しを自宅でも」と土間と薪ストーブは譲れない条件に。家中に穏やかな暖かさを運ぶ薪ストーブをメインの暖房として用い、サブでエアコンを用意しました。ステンレスで造作したキッチンなど、どこか懐かしい昭和のレトロ感もテーマのひとつ。引き戸に使うガラスも懐古調にし、新しい家なのに思い描いたとおりのくつろぎの時間が訪れていると言います。
 北海道ハウジングに依頼する決め手となったひとつが、自然素材をセンスよく使ったモデルハウスとの出合い。Kさん宅でも無垢フローリングの自然塗装で仕上げ、壁の一部は家族で珪藻土を塗りました。ナチュラルな素材感がほっとする雰囲気です。生活の場としての使いやすさから、LDKにある小上がりには雛人形が入る収納を畳の下に造作。大人が腰掛けるとちょうどよい高さで、赤ちゃん連れの友人が遊びに来ると、お昼寝させるのにも便利とか。1階にいても、2階にいても、上下でそれぞれ家族の気配が感じられ、そのつながりが安心感となっています。「来年は、薪割りがんばりますよ」と、Kさんはたくさんの夢を紡いでいました。

代表者 森木 日出男

極端に寒く、暑い土地柄を見据えて
 旭川は道内でも冬は寒く、夏は暑いというハッキリとした特性があります。ですから、当然家づくりにおいて、ハイレベルな性能がベースになってくるのです。いくらデザイン云々を語っても、高性能住宅への取り組みなしに、いい家にはなりません。一方で、「その家は誰のための家か」という当たり前のことを考えていくと、私たちは、お客様が伝えたいことを上手に引き出し、共通のイメージを持ったことを確認し合い、しっかりカタチにしていくことこそ使命。独りよがりになってはいけません。家づくりを通して幸せの数を、道北のこの地で、ひとつでも多く。そんな励みのある人生に奮い立つ毎日です。

■建築データ
□構造規模 木造(新在来工法)・2階建て
□延床面積 131.29㎡(約39坪)
□主な外部仕上げ 屋根/アスファルトシングル、外壁/モルタルテラコート仕上、建具/玄関ドア:鋼製ドア、窓:樹脂サッシ
□主な内部仕上げ 床/無垢フローリング自然塗料仕上、壁/珪藻土・塗装、天井/塗装
□断熱仕様(充填断熱+付加断熱) 基礎/外側:PSF120㎜・スカート断熱:50㎜、壁/高性能グラスウール16kg210㎜、天井/ロックウール吹込300㎜、屋根/高性能グラスウール16kg290㎜
□暖房方式 薪ストーブ・エアコン

■工事期間
平成25年7月〜10月(約3ヵ月)

東川町・Kさん宅
家族構成/夫婦30代、20代、子ども2人

設計・施工/(株)北海道ハウジング
TEL 0166-62-5133
旭川市神楽2条11丁目2-16
http://www.hokkaido-housing.com/

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